murmur

BL妄想ときどき外面。

この人のアへ顔は許せる(BL「真夜中ラブアライアンス」)

作者さんがエロに定評があるということで、2017年のBLアワードにてエロ部門3位を受賞していたこの作品。



確かにエロは濃厚で、どっちかっていうと男性向けギリギリのところまで汁ダク擬音イッパイな感じなんですけど、不思議とこの人のアへ顔には抵抗なく萌えられるんですよね。やりまくってるのにやりすぎじゃない、みたいな。崩れてるのに崩れすぎない、みたいな。なんのこっちゃ。



男の娘をメインに、というよりは、きっかけが女装姿だっただけで、一途な可愛い男の子がタチです。
が、私は割と本来の男の子の姿を晒すショータくんの方が、セクシーで好きだったりします。
だって「男の俺も見てよ」って泣くの、なんか一周回って可愛くない?


二組目のカップルには、ノンケだけど女物のランジェリーが好きというクールな先輩が出てきますが、本来ノンケだったはずの二人が割とあっさりメクルメクゲイの世界に落ちてしまうことには、なんだか多少違和感を感じました。いや、そういうことを気にするべき筋ではないんでしょうが。

しかしながら、そこはノリと勢いで楽しむべき作品だと思うので、比較的ガタイの良い成人男性のランジェリー姿も、この人の画だと抵抗なく見られる不思議。



繊細な感情描写やらは置いておいて、ほんの少しばかり変わった男の子同士の激しいまぐわいが見たいわって人にはオススメです。